夢の中の男の子は誰?僕はあなたの息子として生まれました!

これは私が数年前に体験した奇妙で不思議な実話です。

当時、私は夫と結婚して子どもが欲しいと心から望んでいました。

しかしなかなか妊娠することができず辛い日々が続きました。

そんなある日、夜いつものように目を瞑って眠っているといきなりものすごい光が私を襲いました。

「わっ!」と大きな声を出してビックリしたほどで、初めて体験した光でした。

その光がなんだったのか分からないまま数週間が過ぎました。

その頃から体にちょっとした変化を感じるようになり、「もしかしたら…」と妊娠検査薬を試しました。

すると陽性反応ありで妊娠していることがわかったのです。

待ちに待った妊娠はとても嬉しく、毎日のように「元気に生まれてきてね」とお腹を擦りながら声をかけていました。

そんな頃、またも私が眠っているとあの奇妙な光が私を襲ったのです。

しかしその光にビックリして目を開けようとしても目を開けることも体を動かすこともできませんでした。

その光はどんどんと強い光を放ち、太陽のようにオレンジ色に変色していきました。

丸い光の中心から黒く光を消していくと、ドーナツのような形になっていました。

ドーナツ型の光の中心からうっすらと人のようなものが見えることに気づきました。

だんだんと光の中央がハッキリ見えるようになると、そこには2歳位の小さな男の子が笑顔で飛び回っていたのです。

私の体は徐々に熱を感じ、雲に包まれたように宙を浮いているような感覚でした。

次第に夢の中へ引き込まれていくと男の子は私にボールを転がしたり水をかけたりして、それを冷たい、痛いと感じることができたのです。

その夢のような光は1週間に1度のペースで現れ、そのたびに動くことも喋ることも出来なかったのです。

寝ることすら少し恐怖を感じるようになっていましたがずっと起きていることもできず、また夢の世界へ連れていかれるのです。

あの光はなんなのか…

あの男の子は誰なのか…

寝ても覚めてもそんなことばかりを考えていました。

数ヶ月経ってからも同じ夢ばかりだったのですが、その日の夢はいつもと違っていました。

男の子は印象的なTシャツを着ていて可愛い帽子を被っていました。

そして初めて男の子の声を聞くことができたのです。

「ママ~、ギューして~」と…

私は戸惑い、どうしていいのか分からず何も出来ませんでした。

するとパッと夢から覚めたのです。

それから男の子が私の夢に現れることは1度もありませんでした。

それからしばらくして私は男の子を無事出産しました。

元気に生まれてきてくれた我が子にただただ感謝しました。

それから数年後、私は育児に追われ少し疲れ気味になっていて息子に冷たい態度をとってしまうことがたびたびありました。

このままではいけない!私はこの子のママなのだから…

そう思って息子と二人、お弁当を持って近くの公園へ出掛けました。

ボールで遊んだり、近くの水呑場で水をかけあったり…

ここで私はこの光景に見覚えがあることに気づいたのです。

あの夢に出てきた男の子はその日の息子そのものでした。

顔も印象的なTシャツも可愛い帽子も…

そして…

「ママ~、ギューして~」と両手を広げたのです。

私は一瞬、夢そのもののこの状況が怖くて、どうしたらいいのか戸惑いました。

夢の中の私は抱きしめてあげられなくて二度と夢に現れなかったことを思いだし、慌てて力いっぱい息子を抱きしめました。

すると息子は満面の笑みで「ママ大好き、ありがとう」と言ってくれたのです。

今でもこの不思議な体験がなんだったのか分かりません。

しかし息子が私に抱きしめて欲しいという気持ちを伝えてきたことだけはしっかりと伝わりました。

今現在も、どれだけ疲れていてもイライラしていても息子の「ギューして~」だけはしっかり受け止めています。

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