小さな頃の体験がいまだに忘れる事ありません

小学生低学年の頃、私はまだ姉と両親と同じ部屋で寝ていました。

その頃からとても怖がりで、一人で寝室のある二階に行くのは嫌でした。

それでも20時になると寝るように言われて、渋々一人で寝室に行きました。

姉は二つ年上で、高学年だから21時まで起きてて良いと言われていました。

一人で寝室にいるのも怖かったので、その日は電気を付けたまま布団に入ることにしました。

それでも眠くなかった私は布団の上で絵本を見ていました。

しばらくすると父の足音が聞こえて来ました。

時々寝ているのか確認しに来るのです。

その時ちゃんと布団で横になっていないととても怒られるのです。

慌てた私は布団には入らずに布団の上で横になり、寝たふりをしました。

父の足音が止まり、部屋を開ける音が聞こえました。

近づいてきます。

すると父は急に私の両足を持ち上げて少し引っ張ったのです。

寝ているのか確認しているのか?

そうだ!引っ張られたから起きたふりをしよう!と思い、伸びをしてから目を開けました。

すると目の前に父の姿がありません。

部屋を開ける音はしたのに閉めた音はしなかったはずなのに、部屋の扉は閉まっています。

父のいたずらかな?なんだろう?ととても気になり、一階にいる父のところへ急いで降りて行きました。

「なんで私の足を引っ張ったりしたの?」と尋ねる私に「ん?何言ってるの?」と父が答えました。

そばにいた母も「まだ誰も寝室にいっていないよ」と言うのです。

いったい誰が入ってきたのだろう?

でも足音は父の音でした。

我が家は父しかスリッパを履かないのでとてもわかりやすいのです。

私を脅すために言っているのだろうと思い、何度も何度も尋ねましたが、みんなして不思議な顔をして私を見てくるのです。

父が「オバケにイタズラされたんだろう」「この家には誰がいるみたいだしな」と言うのです。

その日から私は本当に一人で家で過ごすのが怖くなりました。

一人で二階の部屋にも行けませんでした。

常に誰かに見られている気配もしていました。

それはその家を引っ越す20歳まで続きました。

流石に中学生になった頃からは一人で過ごせるようになりましたが、恐怖心はいつもありました。

そして、その家を引っ越した途端に誰かに見られている気配はなくなりました。

私も結婚をして子どもが産まれました。

そして最近親と昔の家の話になった時に、当時のことを聞いてみました。

もしかしたら全て私の夢だったのかもしれないと思ったからです。

聞いてみると、「そんなことあったね。いつもなら一人で寝ちゃうのに急に降りてきて離れなくなったからビックリしたんだよ」と言われました。

また父は少し霊感もあったようで、「あの家には小さな子がいたんだよ。遊んで欲しいってよく言われてたんだ。だから本当に遊んで欲しくてイタズラされたんだね」と言うのです。

父は夜中に小さな子が走り回るような足音や「ねぇ遊んでよ」と言うような声を聞いたり、金縛りも何度もあったそうです。

でも父もその家を引っ越してからはそういう体験はありません。

昔住んでた家は売ってしまい、今は違う家族が住んでいるようです。

今住んでいる人たちは大丈夫なのかな?と少し心配にもなります。

小さな頃の体験でしたが、足を掴まれた感覚や引っ張られた時の感覚は未だにはっきりと覚えています。

そして常に後ろに誰かがいるような気配も覚えています。

とても怖くて怖くて仕方がなかったです。

引っ越してからはそういう不思議なことが全くありません。

いったいどんな子がいたんだろうか、今もあの家には小さな子がいるのかなっと考えてしまいます。

とても怖い体験だったので、自分の子には体験して欲しくないと願っています。

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