PCの不具合は本体の問題?いや建築的環境因子が問題の時もある

パソコンは、写真の編集、年賀状の作成そして家庭での残業?になくてはならない家電製品ですね。

でも時々御機嫌が悪く、言うとおりに動いてくれなかったりストライキを起こす場合があります。

これは、本人?のせいではなく彼を取り巻く環境が原因かもしれません。なぜPCの調子が悪くなるのでしょうか?

プログラムの不正やウイルス感染そして相性の悪いソフトがインストールされているのが原因かもしれませんが、今回はPCの御機嫌を取る対策、失礼!建築的に見たPCの不調原因とその対策をご紹介いたします。

建築的見地から見たPCの不具合原因

建築的見地から見てPCの不調原因は以下のような点にあります。

1.PC作動中に静電気が発生した事

2.湿度が非常に低かった事

3.温度が非常に高かった事

4.換気が悪かった事

5.建築材料が不適切だった事

これらは、建築的技術で対策がとれる項目です。(他にもコンピュータ技術者の方であれば、専門的にあと何十項目でも挙げることができるのでしょうけどーーー)

静電気によるPC不具合原因と適正温度・湿度

静電気とは何でしょうか。止まっている電荷により発生する事象です。動いていれば電流といいます。物質によって+に帯電する場合と-に帯電する(電気が溜まる)場合があり、その両方の物質が触れ合った時スパーク(放電)します。例えば、人が何かの理由で帯電していて、金属などの電気を通しやすい物質(ドアノブ)に触れるとぱちっと軽い痛みを感じるアレです。これは誰でも体験してご存じでしょう。

帯電の中には、電気を通さない物質同士が擦れ合って発生する摩擦帯電や上記の接触帯電、流動帯電などいくつもの種類があります。

静電気は、冬の空気が低温で乾燥(35%以下)しているときによく発生します。この静電気がマウス・キーボード
USBなどを通してHDDやCPUに流れ込みエラーが発生するのでPCが異常な動作をしてしまうことがあります。

どこで帯電するのでしょうか。フローリングなどに歩いた(特に合成繊維製靴下をはいて)時に床材と靴下の材料が摩擦して人体に帯電を起します。非常に湿度が低い場合には電気を通さない木や綿でも帯電を起します。

寝具を付けていたあとPCに触れると異常が起こる可能性もあるわけです。おおまかにいいますと静電気は湿度が低く人体が帯電したときPCに悪さをしかけるのです。

そうであれば、加湿器などを使って湿度を50%以上に挙げる必要があります。しかし、冬の窓のガラスの近くで加湿器を使うと、今度は結露してカーテンなどを汚しますし、これと同じ原理でPC内部に結露が生じ、回路がショートしてしまいます。すこし窓を開けて必要以上に湿度を上げないように注意しましょう。

参考ですがPCにとって望ましい温度とし湿度は、温度10℃~35℃湿度20%~80%とメーカーの説明書に書いてあります。

また帯電防止建材として「帯電防止カーペット・カーテン」なども市販されているので、必要に応じてお使いになることをお薦めします。

不要物質の換気・飛散防止

次に換気が悪いのが原因でPCが異常な動作をする現象に対する対策をご説明いたします。

まず私は、4畳にも満たない部屋でタバコをガンガン吸っていたわけですが、これが原因でPCの吸気口からニコチンなどPCに悪影響を与える物質が入り込んだためだと考えられます。タバコの煙を換気すればよかったわけです。

効率のよい換気方法は、まず部屋に置いて空気の入ってくる開口と出ていく開口を設ける事です。ドアの下部分を5cmほど切って空気を取り入れたり、ドアにガラリという吸気窓を設けるのがよいでしょう。

更に吸気口は床の近く、排気くちは天井近くの設けるのが効率的と言えます。新築時の間取り図作成の時にはPC作業を行う部屋には、窓を2つ以上設け小さくてもいいですから換気扇を設置する間取りを書きましょう。

PC作業をリビングダイニングなどで行う場合、PCの吸気口にフィルターを付け、対面する窓・ガラリを設けキッチン空飛んでくる油の飛散を防止する為に、キッチンの近くに天井から高さ50cm程度の下がり壁を設けましょう。そして対流で飛んでくる空気をシャットアウトするのです。

熱暴走の防止策

非常に暑い夏日には動画を見ているときなど場合PC温度も上昇するため強制シャットダウンが起こり作成中のファイルが保存できなかったり、電源自体が落ちてしまったりするいわゆる「熱暴走」が生じやすくなります。

この現象を回避するには、建築的にいって室温を下げると言う事しかありません。カーテンを閉めたり、ブラインドを下ろしたりして太陽光を遮断し冷房します。

また、窓のガラスに太陽の熱をある程度遮断してくれる2枚ガラスを使ったり、既に取り付けられている窓ガラスについては、熱線(赤外線)吸収フィルムを貼るなどの方法もありますが、即効で室温を下げるにはやはりクーラーなどを使用して徐々に室温を下げるのがいいでしょう。

注意すべき点は、クーラーは外気を取り込んで機械の中の冷たくなった板に当てそれを室内に送風する、という点です。その板の所で、外気の中に含まれている水分が結露し室内には乾燥した空気が供給されます。室外にクーラーから飛び出た管を通して水がポタポタ落ちているのを見た事があるでしょう?あの水は外気に含まれていた水分(結露水)なのです。

水分が取り除かれるわけですら空気が乾燥したことになります。つまり静電気が発生しやすくなりますから極端にクーラーで室温を下げることをしないでください。

同じく除湿運転も長時間行っていると、室内が大変乾燥しますから適度に運転させるのが望ましいです。

まとめ

パソコンの不調は、パソコン本体の不調やソフトの相性の悪さなどで生じることもありますが、パソコンを取り巻く環境因子に大きく左右される場合もあります。

その対策として冬場パソコンの作動中静電気が発生してパソコンに電気が流れるトラブルの場合加湿し、温度が高すぎる場合は、カーテンなどを閉めてクーラーで少しずつ室温を下げたり、吸気・排気口を設けたり、帯電しない建材を使用するなどがあります。

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