休日にだるくてやる気が起きない・・余暇を楽しく過ごすために知りたい体の仕組み


週末の休日。せっかくのお休みですし、出かける予定や用事を済ませる予定を立てる方も多いですよね。

しかし、いざ休みの日になってみると、なんだか体が重だるい。やる気がおきない。結局、一日ごろごろして過ごして終わってしまった。そんな経験はありませんか?

それはずばり、体がお休みモードに入っているためです。お休みモードになった体を無理やり動かそうとしても、中々うまくはいきません。

そこで、週末のお休みの日にぐったりしてしまわないためのポイントについて紹介していきたいと思います。

生活のリズムと体への影響

平たく言えば、これは生活習慣のことです。私たちは毎日の生活の中で、無意識のうちに、体の活動リズムを作っています。

ここで言う体の活動というのは、歩いたり走ったりといった、目に見える運動というわけではありません。内臓の働きや脳の覚醒状態といった、身体機能のことを指します。

出勤という決まった行動を達成するために、私たちは大抵決まった時間に起床し、職場で定められた休憩時間に食事をし、定時になれば退社し、自宅で休息を摂ります。

なにげなく繰り返しているこの「継続的な行動」で、私たちは自分の身体機能に大きな影響を与えているのです。

この繰り返しが崩れやすいのが休日という日程です。

いつもより少しだけ多く睡眠を摂ったり、明日が休みだからとつい夜更かししてしまうなど、継続的な行動の崩れ方は人それぞれに異なります。

どんな場面でも、どれだけ些細であっても、その「継続の崩れ」は身体機能に影響を与えます。

では、生活リズムの崩れが、休日の活動にどのようにして影響するのでしょう。

自律神経と生活リズムの関係

そもそも、自分自身が知らない間に、脳や内臓の活動に影響を与えていると聞くと、あまりピンとこないですよね。

釈然としないのは当然のことです。例えば、食べたものを胃に消化させるために、胃という内臓を、腕を曲げ伸ばしするように意図的に動かすなんてできません。

頭が冴えない時、意図的に脳を冴えさせることも、まず無理でしょう。心臓は、私たちが動かそうとしているから動き続けているわけではないのです。

では、どうして胃腸は食べたものを消化してくれるのでしょう。なぜ脳は、活発になったりそうでなくなったりしているのでしょう。なぜ、心臓は鼓動を続けてくれているのでしょう。

これらの臓器を活動させているものの正体が、自律神経です。

自律神経はとても賢く働き者で、私たち一人ひとりの毎日の行動、つまり生活のリズムを記憶してくれています。そしてその記憶通り、決まった時間に臓器の活動を活発にさせたり、また休ませたりして、合わせているのです。

ここで、話は生活リズムの崩れに戻ります。

休日の前夜、ついつい夜更かしをしてしまい、普段寝る時間より一時間遅く就寝したり、休日の朝は普段より遅く起床してしまったりした経験はありませんか?

私たち自身からすると、「休みの日くらい、たまにはいいかな」といった感覚しかないかもしれません。

しかし、臓器を操作している自律神経にとっては大事件です。

これまで数日間続いていた体の活動リズムが崩れてしまったわけですが、自律神経は、記憶していた生活のリズムと、現状の体の活動との間で混乱してしまいます。すると、私たちの体には何が起こるでしょうか。

体への異変の現れ方も、個々人の生活リズムの崩れ方によって異なります。

夜更かしをしてしまった場合ですと、普段は活動しないはずだった夜間の脳を、自律神経が慌てて活発に活動させます。結果として、脳の休息時間がずれるだけではなく、無理に活動をさせた反動で、翌日は一日中脳を活動させるエネルギーが少なくなり、ぼーっとしがちになります。

脳の活動がぱっとしなくなるということは、自律神経がしっかり活動しなくなることに直結します。

すると、胃腸の消化力が弱まってしまったり、緊張しなくてもいい場面で変に心臓がドキドキしたり、逆に、運動をしているにも関わらず心拍が上がらずに、体に倦怠感を覚えたりします。

そのため普段と生活ズムが狂う休日に限って、だるいと感じたり、やる気がおきないといった事がおこりえるのです。

これでは、せっかくの休日も満喫しにくくなります。特に、レジャーやショッピング、友人との予定を入れていたとなれば、「楽しい」という実感を得られないまま、休日が終わってしまうという恐れもあります。

公私のバランスが取れてこそ、仕事のポテンシャルは持続しますから、しっかり息抜きが出来ない状況は、休日だけでなく平日の仕事にも悪影響を及ぼしかねません。

休日を心から健康的に満喫するためには?

では、休日を心から健康的に満喫するためにはどうすればよいのでしょう。

答えは明確です。

休日を心から健康的に満喫するには基本的な生活リズムを、平日のリズムのまま維持する事です。

そうすることによって、臓器の活動を支えている自律神経は混乱をしなくて済みます。結果、日中はしっかり頭が冴えますし、胃腸も活発に動きます。

友人との会話は弾み、食事も美味しく感じられるでしょう。そうして得られた開放感や幸福感は、平日の仕事でのパフォーマンス上昇やモチベーション維持に直結します。

規則正しい生活という言葉だけを聞くと、生活を束縛されている感覚がして億劫になりがちですが、「余暇をより楽しむための準備」と捉え直して、休日であっても同じ生活リズムを繰り返すことを心がけていきたいですね。

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